ChatGPTと独学でIllustrator納品までやってみた

この記事でわかること
- Illustrator初心者が看板デザインを納品するまでの流れ
- ChatGPTを活用して作業を進めた方法
- 入稿データ作成で確認したポイント
- 実際に作業して感じた反省点と学び
Illustratorを独学で覚えたきっかけ
私はIllustratorを、最初からしっかり講座で学んでいたわけではありません。
使うようになったきっかけは、実際に看板制作の案件を受けたことでした。
「この場所に置く看板」
「このサイズで作る看板」
という条件がすでに決まっていて、納期もありました。
そのため、動画を見ながらゆっくり学習している時間はありませんでした。
本来であれば、Illustratorの基礎講座を見て、ツールの使い方を一つずつ覚えてから制作に入るのが理想だったと思います。
でも実際には、納期がある中で進める必要があったため、わからないことをその都度調べながら進める形になりました。
そのときに主に使っていたのが、ChatGPTです。
操作方法だけでなく、看板に入れる内容や、全体の構成、デザインの方向性などもChatGPTと対話しながら考えていきました。
1件目はChatGPTとCanvaでラフを作りました
制作の流れ
- 看板に入れる情報を整理する
- 参考デザインや雰囲気を確認する
- Illustratorでレイアウトを作成する
- 文字の大きさや余白を調整する
- 入稿形式やサイズを確認する
- 修正対応を行い、納品データを作成する
1件目の制作では、まずChatGPTにラフ案を考えてもらいました。
看板を設置する場所やサイズは決まっていたので、
「この場所に置くなら、どんな内容を入れると伝わりやすいか」
「宿泊施設の案内として、どんな言葉が自然か」
「見た人が迷わないためには、どんな構成がよいか」
といったことを相談しながら進めました。
最初からIllustratorで作り込むのではなく、まずはCanvaで試作しました。
Canvaでざっくりと形にすることで、文字の量や配置、全体の雰囲気を確認しやすかったからです。
ChatGPTで方向性を考え、Canvaで見える形にして、提案する。
そしてOKが出たら、Illustratorで本制作に進める。
これが1件目の制作の流れでした。
今思うと、Illustratorに慣れていない段階で、いきなり完成データを作ろうとしていたらかなり大変だったと思います。
先にCanvaでラフを作ったことで、クライアントにもイメージを伝えやすく、自分自身も制作の方向性を整理しやすくなりました。
OKが出てからIllustratorで納品データを作成しました
Illustratorでは、サイズの設定、文字の配置、余白の調整、色の確認などを行いました。
Illustratorで確認したこと
- 看板サイズに合ったアートボード設定
- 文字の大きさと読みやすさ
- 余白や配置のバランス
- 画像や素材の配置
- PDFで書き出す時の形式
- 印刷用データとして問題がないか
わからない操作が出てくるたびに、ChatGPTに聞いたり、ネットで検索したりしながら進めました。
正直、最初からスムーズにできたわけではありません。
何度も調べ直したり、操作に時間がかかったりしました。
それでも、実際の案件を進めながら覚えたことで、ただ動画を見るだけではわからなかった部分も理解しやすかったです。
2件目はIllustratorだけで宿泊施設の看板を制作しました
2件目は、宿泊施設の看板制作でした。
こちらも、ある程度は形や用途が決まっていました。
そのため、完全にゼロから自由にデザインするというよりは、決まっている条件に合わせて、見やすく整えていく制作でした。
1件目ではChatGPTとCanvaを使ってラフを作ってからIllustratorに進みましたが、2件目はIllustratorだけで制作しました。
ただ、実力のある人がやればすぐに終わる作業だったかもしれません。
私の場合は、かなり時間がかかりました。
文字の配置、余白、サイズ感、全体のバランスなど、少し直すだけでも迷うことが多かったです。
「これで本当に大丈夫かな」
「見やすいかな」
「印刷したときに問題ないかな」
と不安になりながら、何度も確認しました。
それでも、最後までIllustratorで作り、納品までできたことは大きな経験になりました。
実際に納品してみて、実力不足も感じました
2件納品できたことは、自分にとって大きな一歩でした。
ただ同時に、実力不足もかなり感じました。
必要な操作をその都度調べれば、なんとか形にはできます。
でも、基礎がしっかり身についていないと、作業に時間がかかります。
もっと効率よくできる方法があるのに、遠回りしている感じもありました。
特にIllustratorは、なんとなく触っているだけでも作れる部分はあります。
でも、きれいに整えることや、印刷に出せるデータを作ることを考えると、やはり基礎知識は必要だと感じました。
独学でなんとか納品まではできたけれど、もっとちゃんと学び直した方がいい。
そう思うようになりました。
その後、Udemyの講座を購入しました
実力不足を感じたあと、UdemyのIllustrator講座を購入しました。
https://www.udemy.com/
Udemyにはたくさんの講座があります!
正直、購入していたことをすっかり忘れていたのですが、やっぱりUdemyは好きです。
もちろんセールで買いました。
Udemyは、セール時に購入するとかなり手頃な価格で学べるので、独学には使いやすいサービスだと思います。
無料の動画やネット検索でも学べますが、必要な情報がバラバラになりやすいです。
一方で、Udemyのような講座は、基礎から順番に学べるので、自分の抜けている部分を確認しやすいと感じました。
案件を進める中で必要に迫られて覚えたことと、あとから講座で体系的に学ぶこと。
この両方があると、より理解しやすいと思います。
ChatGPTを使って独学するメリット
ChatGPTを使ってよかったのは、自分が今作っているものに合わせて相談できることです。
一般的な動画講座では、決まった順番で学習します。
でも実案件では、今すぐ知りたいことが出てきます。
たとえば、
「この看板にはどんな文言を入れるといいか」
「宿泊施設の案内として自然な表現はどれか」
「文字量が多いとき、どう整理すればいいか」
「デザインの方向性をいくつか出してほしい」
といったことを、その場で聞けるのは便利でした。
特に、制作テーマやラフ案を考える段階ではかなり助けになりました。
一人で考えていると、なかなか案が出てこないこともあります。
でもChatGPTに相談すると、たたき台を出してくれるので、そこから自分で選んだり、直したりしながら進められました。
ただし、ChatGPTだけに頼りすぎないことも大切です
ChatGPTはとても便利ですが、すべてをそのまま信じて使うのは危険だとも感じました。
特に、印刷用データのルールや、入稿方法、サイズ設定などは、自分でも必ず確認する必要があります。
看板や印刷物は、画面上で見えているものと、実際に印刷されたものが違って見えることもあります。
また、印刷会社ごとに入稿ルールが違う場合もあります。
そのため、ChatGPTに聞いた内容を参考にしつつ、最終的には印刷会社のガイドや公式情報を確認することが大切です。
ChatGPTは、あくまで制作を助けてくれる存在です。
最終的に判断するのは自分。
この意識は、納品するうえで必要だと思いました。
Illustratorは実際に作りながら覚えるのが早かったです
Illustratorは、見るだけではなかなか覚えられません。
私の場合も、動画を見てから練習するというより、実際に作るものがあって、その中で必要な操作を覚えていきました。
わからないことが出たら調べる。
ChatGPTに聞く。
実際に手を動かす。
うまくいかなければ、また調べる。
この繰り返しでした。
効率がよかったとは言えないかもしれません。
でも、実際の制作物があったからこそ、覚える必要がありました。
ただ練習するよりも、「これを完成させなければいけない」という状況の方が、必死に覚えられたと思います。
まとめ
Illustratorは、ネットだけの独学でもある程度使えるようになります。
私自身、最初から完璧に使えたわけではありません。
納期のある案件の中で、ChatGPTに相談し、Canvaでラフを作り、Illustratorで納品データを作りました。
1件目は、ChatGPTとCanvaを使って提案し、OKが出てからIllustratorで制作しました。
2件目は、Illustratorだけで宿泊施設の看板を制作しました。
時間はかかりましたし、実力不足も感じました。
それでも、2件納品できたことは大きな経験になりました。
独学で進めるなら、最初からすべてを完璧に覚えようとしなくてもいいと思います。
まずは作りたいものを決めて、必要なことを調べながら手を動かす。
そして、実際に作ってみて足りないと感じた部分を、あとからUdemyなどで学び直す。
この流れが、私には合っていました。
Illustratorを独学で覚えたい人にとって、ChatGPTやCanva、Udemyはかなり心強い味方になると思います。

↑私がつくったステッカーです。キッチンカーに貼っていただいたあと、
プラスチックカップに印刷までしてくださいました。